つくね
触られても傷ついても何も感じない。目を開いているはずなのに暗闇しか見えない。そのかわり音が遠くまでよく聞こえる。聞こえるというか振動が伝わってくる。耳にではなく直接頭の中に。 つくねを煮る甘いにおいがする。
触られても傷ついても何も感じない。目を開いているはずなのに暗闇しか見えない。そのかわり音が遠くまでよく聞こえる。聞こえるというか振動が伝わってくる。耳にではなく直接頭の中に。 つくねを煮る甘いにおいがする。
完璧な悪い奴がどこかにいてくれたら楽に生きていけるだろう。悪を懲らしめるために。善を守るために。命を懸けることができたかもしれないのに。 悪い奴は強くなくてはならない。力のない弱い奴はそんなに悪いことができない。 悪い奴…
「自分を安売りするなよ」といわれたら一度自分の価値について再考してみる価値はあると思う。 本物のダイヤモンドが30円で売っていたらぼくは買うだろうと思う。身に着けるためではない。それは30円より高く買ってもらえること(価…
言葉を外に発したとき その言葉はもうぼくひとりの言葉ではなくなっていて みんなで共有するものになっている 誰も聞いていなかったとしても 壁や空気やテントウムシは聞いているかもしれないし 彼らがほかのだれかに…