だいすけ1号
これから来る春に思いを馳せる人々をみて、 過ぎ去ろうとしている冷たい冬は どんな思いをしているのだろう。 悲しいのかな? それとも役割を終えようとしてホッとしているのかな? ありのままをただ受け入れているのかな? 冬だっ…
これから来る春に思いを馳せる人々をみて、 過ぎ去ろうとしている冷たい冬は どんな思いをしているのだろう。 悲しいのかな? それとも役割を終えようとしてホッとしているのかな? ありのままをただ受け入れているのかな? 冬だっ…
毎晩、同じ猫の声が聞こえる。 猫の声を聞き分けることができるから、同じ声だとわかる。 家の猫が扉の前で、開けてって呼んでいるような声。 それが20分ほど続く。 窓を開けると茶虎の猫が民家の灯り…
恐れは人を変える。 足元がぐらぐらしているとき。 大切なものを手にしているとき。 自分が小さく感じられるとき。 ひとりでいたくなくなって、 声が聞きたくなって、 新しい世界を夢見たり、 他人に…
雪の深く降る年のある日、ゆきのおとこは現れる。 雪男とはちがう、ゆきのおとこ。 しんしんと雪の深く降る夜に、 サラサラの雪が人の形になって ぎこちなく動き出す。 冷たいゆきのおとこには心はない…