誕生日おめでとう

今日は知っている誰かの誕生日だな、と思ってもなかなか連絡できない。 「おめでとう」の一言だけでも喜んでくれると思うのに。   まるで全く気がつかなかったみたいに振る舞ってしまう。   自分の誕生日はあ…

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紙辺

空から雪のようにひらひらと舞っていたのは小さな紙辺だった。 道をゆく人々はみな、空を見上げる。 ぼくも高層ビル群に囲まれた小さな空を見上げる。   そこには誰の姿も見えない。 鉄の箱は無機質に太陽の光を反射させ…

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何か楽しいことがあるかも。 そう思って手を引かれるまま車に乗り込む。 目の前には雲ひとつない青空。 潮のにおいがする。 きっと何かある。

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魔法の窓

ハウルの動く城についていたドアの行き先は切り換えられる。 そんな便利なドアもいいけれど、切り替えられるなら窓の方がいい。 窓だったら家の中から外の景色が見えるから。 自分の家から好きな場所の景色が見えるのがいいな、と思う…

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