通り過ぎ行く人たち

ネットの世界にあるものは変わりがいくらでもあって
都合悪くなるとポイ、で別に特に問題ない。

文字の向こうにいる相手のこともどうせなにも知らない。
知らんふりをして違う人を装うこともできる。

都合よく嘘もつけるし
心細い時は優しい言葉を引き出すこともできる。

一瞬心が通い合ったという錯覚と
安易な安息を手に入れるために。

別に非難しているわけじゃない。
それはそれで構わない。
ぼくが好む好まざるに関わらずそういう世界は存在しているわけで
その世界を好んで生きている人もいる。

ただこれからは交わることがないだけ。
それだけのことだ。

そこですれちった人はぼくをあっという間に忘れてしまうだろう。
例え明日ぼくが死んだって「ああ、そうか」と思うだけだ。
ストーブの上に落ちる雪より早く消えてしまう。

ただ時間を埋めるだけの時間。

お湯を入れていないカップラーメンを
はやくできないかなと待っているみたいだ。

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