どうしても手に入れなければいけないもの

世の中のほとんどのものはどうでもいいものでできている。
お金で買えるもののほとんどは、古くなったり壊れてしまうものばかりだし、
友達や恋人だってずっとそばにいてくれるかどうかわからない。

長く使ったり一緒にいたりすれば愛着は湧いたりすることはあるけれど。
最初からこれ、と決めてほしいものってみんなないのだろうか?
そんな風に思うのは僕が特別わがままなだけなのだろうか。

僕は簡単にあきらめることができない。
どんな小さな可能性でもあるのなら、その可能性に賭けてみたい。

後悔したくない。
明日死ぬかもしれないんだ。
人に迷惑をかける以外、何を恐れる必要がある?

僕がそういうと大抵の人は眉をしかめる。
わがまま言うんじゃない。
世の中とはそういうものだ。
仕方ないんだ。大人になれ。

たぶん僕は馬鹿なのだろう。
自然に諦められる時が来るまで、誰にも気付かれぬように、
フツフツと大切なものを大切なもののまま取っておく。

そういう生き方しかできないんだ。
どんなに考えても、大事なものなんてそんなにたくさんはないのだから。

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