変人ワンマン社長

売上数千億ある会社の社長とふたりでミーティングを3時間した。この時、この社長と会うのは4回目。年齢を感じさせないふさふさとした黒髪と、強い目力が印象的な人だった。

彼は自分の話だけを一方的にした。君の会社を買収する気はない。M&Aに興味はないし、お金にも興味はない。ただ一緒にビジネスがしたいんだ!という話が主な話の内容だ。口約束ならビジネスの世界は何でもありだから、僕は黙って聞いていた。

帰り際に何も書かれていない小切手を秘書と思われる方から差し出された(のちにその方は取締役だと知る)。好きな額を書いてください、と言われた。まるでドラマみたいだなぁと他人事みたいに感じていた。

今のところは微々たる月額費用をいただいて、その会社に訪問し社長の話を聞く、というビジネスになっている。彼の生い立ちや仕事についての考え方は僕にとっては目からうろこが落ちるような話ばかりだ。ただし、話に筋道はないし、たとえ話が分かりにくいし、結論も二転三転する。要は話を理解するのに少々コツがいる。周りの人が彼を称して変人と呼ぶのも理解できる気がする。

どういうわけか僕は彼の話が他の人よりは理解できるような気もする。新しいことをどんどん試みる点にも共感ができる。僕は社長の会社に直接貢献できているとは思わない。費用をいただいていいのかどうかもわからない。月に1回訪問する前は面倒だな、と思う時が大半だが訪問後は結構元気をもらっているみたいだ。

変人が結構好きなのかもしれない。

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