強くなること

格闘技を始めて2か月。特に自分の中に変化は見られない。このまま続けていって3年くらいしたら何か自分の中で変わるものがあるのだろうか?

強くなりたい、と思う気持ちは昔からある。格闘技を始めたのもそういう意識があるのかもしれない。強くなるってどういうことなのだろう、と心の中でいつも考えている。

僕の思う強さとはパンチを強く出せることではないような気がする。相手を痛めつけるための拳の強さにあまり魅力を感じない。どちらかというと打たれ強さに惹かれる。いくらパンチを喰らっても立ち上がる強靭な肉体的な強さと、折れない心の強さ。

例えばナイフで切り付けられたとする。普通の人間なら皮膚を切られて血が出る。この時の痛みや出血量はどんな人でもそんなに変わらないのではないか?でも痛いことに慣れている人はその痛さが表情に出ない。血に慣れている人は出血に動揺しない。加えて傷が早く癒えること。次の日には傷跡さえきれいに消えてしまうような回復力。この3つが備わっていたら、傷つくことを恐れずにいられる。それが本当の強さなのだろうと思う。

格闘技は傷つくことが前提のスポーツだ。攻撃するしないは自分の意志だが、相手は基本的に攻撃してくるものだ。全部かわすのは無理だから必然的に傷つくことになる。僕はその傷のひとつひとつを深く味わって、治癒していく過程に強さを見出そうとしているのだと思う。

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