命を絶つことがきまっていたのならおそらくきみはぼくのところには来なかった。前を向いて新しいことに挑戦しようと慣れないことに取り組んでいた。
きみの異変にぼくは気が付かなかった。すべてを知った後も話を聞けなかったことは忙しかったことをいいわけにしようとした。
だけどほんとうはいつかこういうことが起こるだろうことを予測していた。体の異変に気が付いているけれど大げさにするほどのことではないというようなたぐいの。
今この瞬間もいろいろな種類の時限爆弾が秒針を進めている。ぼくの近くにもいくつかその爆弾は存在していて時を刻む秒針の音が聞こえている。
探すことをやめてはいけない。自分に止めることのできない爆弾であったとしてもそこに爆弾があることが分かれば対処の仕方があるはず。
爆弾の秒針に慣れてはいけない。どうせ爆発するからとあきらめてはいけない。やるだけやることが爆弾にとっても自分自身にとっても大切なことだと思うから。

