去年の3月

親しい人が第一志望の大学入試に合格した。僕はきちんと受験勉強をしたのは高校受験の1回だけ、さらに第3希望の高校しか合格できなかったくちなので希望の大学に合格できる人はすごいと思う。 思えば去年の3月は別の親しい友人の浪人...

霧雨の夜の出会い

電車に傘を忘れたと気が付いたのは改札を出た直後だった。最終電車が去った駅前にはタクシーに並ぶ長蛇の列ができていた。空からは強めの霧雨が降っていた。 タクシーも傘もあきらめて歩いて帰る。2分も歩けば人通りのない暗い道が15...

時限爆弾

命を絶つことがきまっていたのならおそらくきみはぼくのところには来なかった。前を向いて新しいことに挑戦しようと慣れないことに取り組んでいた。 きみの異変にぼくは気が付かなかった。すべてを知った後も話を聞けなかったことは忙し...

「それだけおおきな声が出るなら大丈夫」

「それだけおおきな声が出るなら大丈夫」 数年前に初対面の女から言われた言葉だ。ぼくは昔から声が大きくて、それでずいぶんみんなに迷惑がられたり重宝に重宝に扱われたりしてきた。 カラオケに行けばマイクはいらないねとよく言われ...

入試の季節

高校受験の時、勉強嫌いなりに仕方なく勉強した記憶がある。第一志望の高校に不合格になり、第三志望の学校に合格して通うことになったことを覚えている。受験勉強についてあまりよい思い出はない。やり切った記憶もない。 人生をかけて...