タクシー待ち

知らない誰かが、知らない誰かと親しくなる。

相手はどんな人でもいい。

今の寂しさを紛らわすことができれば、それで。

 

週末の新宿で終電を逃したサラリーマンたちが、

タクシーを待つ列に並ぶように、

次から次へと無作為にやってくるタクシーに乗り込むように。

 

寂しさを埋めるだけに出会いを求める人たち。

その列に自分の親しい人が並んでいたら、

自分の大切な人が並んでいたら、

ぼくは何を思うのだろう。

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