過去の自分にかける言葉

車の運転は何時間していても嫌にならない。

文字を書くことも、印鑑を彫ることも、全然苦ではない。

 

数字を計算したり、ミスがないか確認したり、

予定や計画を立ててその通りに物事を進行したりするのはとても苦手だ。

脂汗が出てくる。

 

好きなことだけやって、苦手なことは、それが得意な人にやってもらえないかな。

と怠け者のぼくはずっと考えていた。

 

子供の頃は苦手なことをやらされるたび、うまく出来なくて怒られていた。

不器用だからできることより出来ないことのほうが多い。

怒られれば怒られるほど、苦手なものが苦手になっていくように思えた。

 

そのうち自分でも信じられないような簡単なことをミスし始める。

自分自身の能力に自信が持てなくなり、なんで自分がここにいるのかわからなくなることもあった。

 

もしあの頃の自分に今のぼくが話しかけることができるのなら、

「好きなことだけやってりゃいいんだ!」

と声をかけて、大声で笑い飛ばしてしまうだろう。

 

「好きな事ならいくらでも楽しんでやれるんだからさ」

はっはっはーー!

 

悩み事すべてがバカバカしくなって、一緒に笑えるようになったら、

きっと失っていた自信が少しずつ取り戻せるはずなのだから。

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