自転車に乗れるようになるまでは自転車のテクニックについて話しても仕方がない。泳げない人に速く泳げる方法について説明しても理解できない。今必要な情報を勉強したり調べたりして自分の能力に変換していく。
お金の使い方についても全く同じことが言えるんだろうな、と思う。自慢にもならないが僕はお金の使い方が下手だと思う。すごく貧乏な時と比べても今のほうが下手になっているという自覚がある。
ネットでお金の使い方について検索すると様々なブログや情報商材系のサイトにぶつかることが多い。書いてあることはどれも同じ内容だ。私利私欲に惑わされるな、人のために使え、思い切って使え、時間を買え。ずっと貯金して眠らせておくべき、という意見はほとんど見ることがない。結構偏っている意見で占められているな、というのが率直なぼくの感想だ。
お金は何かを買う、手に入れるために対価として支払うものだ。100円だろうが100万円だろうが100億円だろうが額の大小にかかわらず。寄付ですら対価はあると僕は思う。寄付した先の人が喜んでくれることが対価になると思う。動物の保護も似たようなものだ。額が大きくなればその分だけ、周りに与える影響が大きくなる。
お金でどんな対価を手に入れることができるのか?本当の意味で、まだわからない。自転車に乗りたての子どもみたいに、どうやって進むべきなのか自己流に試行錯誤している、というのが正直なところだ。お金は自転車と違い、早く進むためだけに使うものじゃない。使い方は際限なく、及ぼす影響も大きい。そういうものを教育してくれる人がいたらよかったのにな、と思う。
これからもどんどん間違ったお金の使い方をするのだろう。それが勉強代、と言われればそれで納得するしかない。もともと何を学んだとしてももの覚えの良い優等生ではないのだから、自分で経験して学んでいくのが一番早いのだろうな、とは感じている。

