死について皆が考える機会

小林麻央さんの死去でひととおりいろいろな報道、記事を見た。死が悲しい、残念だという気持ちをどんな言葉で表現してもぴったりとする言葉がないんだな、ということをとても強く感じた。世の中のほとんどの人が死なないようにできていたら、死ぬことについてもっと本気で怒ったり、悲しんだりできるのに、と思う。

BBCに麻央さんが寄せた文章は僕もとても感動した。改めて報道で取り上げられて、今改めて読んでみて、彼女が病気と闘う意志を強く持っていたことが伝わってくることが心を打つ。この時で病状はかなり進んでいたと考えられるにもかかわらず、だ。

自分もいつ、病に倒れるかわからない。彼女と同じような状況になったときに強い気持ちで病と闘えるかどうか自信がない。彼女の発信した言葉や気持ちがどれだけたくさんの人の生きることの尊さや、死と向き合うことの大切さを伝えただろうか?

死は皆に等しく訪れる。人生1回きりの死をどのように迎えるのか。自分がどのように死ぬことになるのかわからないが、麻央さんの生き方は自分の今後の生き方に影響を与えてくれた。僕もそんな人間でありたいと思う。生きている時にお話する機会は当然なかったけれど、きっと素敵な人だったのだろうな、と思う。

また市川海老蔵氏についても感じることが多々あった。個人の嗜好だけならあまり興味のない人だったけれど、ちょっと印象は変わった。人に誤解されやすい人なんだろうな、と思う。彼を見ていて、身近な人が病に倒れたときのことに何ができるのか、というのを感じずにはいられない。純粋に大切な人が弱っていくことを見ることはつらかっただろうな、と思う。病気を心底憎んでいただろうに、直接的に戦えないことも悔しい思いをしたのではないだろうか。

想像するとやるせない気持ちになってしまいそうになる。

麻央さんの周りの人が麻央さんの死をどのように解釈しているのか知る由もないが、願わくば心穏やかな気持ちでいてもらえたらいいな、と祈るばかりだ。

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