日常生活で自分の仕事や役割をこなしながら生きている。それが面倒でSNSの匿名の世界で息抜きしたり気晴らししたりしている。でも全く逆の人と知り合いその人に言われた言葉が今でも頭から離れない。
SNSは本当の私じゃないです、とのその人は言った。普段会えない友達に、家族に、知人に自分の近況を語るために使っているというそのSNSは僕の知っているその人とは別人のようだった。どちらが本当の自分、ということはないのだろう。どちらも本当のその人に違いない。
誰かに心配をかけないために、誰かに元気な姿を見せるためにSNSをやっているのだとしたら全然楽しくないだろうな、と思う。本当は苦しくてつらいのに明るく楽しい文章を書くというのはどんな気分なのだろうか?と考えると心が苦しくなる。
僕はSNSのその人を良く知らない。あまり深くSNS上のその人を知りたいとも思わない。目の前で楽しそうに笑っているなら、僕にとってはそれがその人のすべてなんだろうなと思う。いつでも直接会って話ができる環境なら僕にとってそれが理想だ。

