過去の引き出しを開ける時間

自分ではどうしようもないことがいっぱいある。

例えばもう会うはずのない人の幸せなんて、関わりようがない。

 

「合わない人は遠ざけよ」

昔読んだ哲学の本に書いてあったような言葉だ。

無意識のうちに刷り込まれているのか、なんとなくそういう生き方をしている。

 

予期せぬ別れ、事情があって離れる必要のあった別れ、なんとなくの別れ。

ちょっとしたタイミングが合わずに意図せず別れなければいけなかった人たちへの思いを、

賢者はどのように扱うのだろうか?

目の前のことに夢中ならそんなことを考えもしないのだろうか?

 

悶々とそんなことを考える夜が過ぎればぼくもまた日常の中で過去を過去の引き出しに戻してしまう。

日曜日の夜は過去の引き出しを開けるのにふさわしい時間なのだ。

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