山は雪に覆われていて、空から新しい雪がどんどん降ってきていた。
窓が暴風でガタガタと音を立てるような古くて簡素なペンションで新年を迎えた。
雪も山もぼくにとってはほぼ未知のものだ。
これだけ大量の雪を見たのは初めてだし、これだけ標高の高い場所にいることも初めての経験だった。
携帯はあるが電波がない。
インターネットもつながらない。
外との接触方法はペンションの固定電話だけ。
テレビもラジオも持ち合わせていない。
静かな新年。
数日経てばまたいつもの日常に戻るのだけれど、
いつもよりみんなと離れた場所で、
2014年をのんびり振り返り、
2015年に思いを馳せる。
初めてのスキーをしに、
冬山に来て帰れなくなった男の2015年スタート!
