熊とうさぎ

もし ぼくが ぼく自身のことを 語ることがあるなら

それは きみのことを 知りたいからで

 

ぼくが 話せば

きっと

きみはうなずいたり 時々笑ったりしながら

ぽつり ぽつりと

まるで 探し物を探すように

あちこち ひきだしを あけるように

自分のことを いっしょうけんめい 話してくれる

 

きみの話は きみの ちょっとかわった目線で 語られるから

ありふれた話でも いつも新しい話を 聞いているようで

驚いたり 感心したり 新しい発見をさせてもらえたりする

 

その不思議な気持ちを 思い出しながら

ぼくは ぼく自身のことを 話しているように思う

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