タクシーでの出来事

タクシー運転手はイライラしていた。前方で起こった事故で車が全く動かないことに。彼は舌打ちをして車から出ていくと前方に向かって歩いて行った。

彼が車に戻ってきたとき、渋滞はかなり解消していた。僕はおとなしく車の中で待っていた。彼に今までどこで何をしていたのか聞いてみた。

「渋滞の列の一番先頭を見に行ってきたんですよ」

彼は渋滞の先頭を見ることができて満足しているようだった。彼が不在の間動き続けていた料金メーターはいつもの金額の2倍近い数字を表示していた。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です